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今年は特別なシーズンでした(F1世界選手権 第12~18戦の振り返り) [モータースポーツ]

しばらくアップしていませんでしたが、F1世界選手権 第12~18戦を振り返ります。
個別のレースを確認される方は下記リンクからご覧ください。

第18戦までにF1世界選手権はフェルスタッペン選手とレッドブルチームが優勝を決めました。
市街地サーキットである第16戦シンガポールGPを除き、全てのレースでフェルスタッペン選手とレッドブルチームが支配的であったと思います。この間、選手権2位のペレス選手は時々表彰台があるものの、基本的には10位以内のポイント獲得も難しい結果となりました。

今年はフェルスタッペン選手が大活躍する歴史的なシーズンであり、ペレス選手を含む他の選手が活躍することは非常に難しかったのだと思います。とは言え、個々のレースでは見せ場もありましたし残り5レースあるので、それぞれに楽しみたいと思います。

※ダイジェスト動画
第12戦ハンガリーGP
日本語版 予選:https://youtu.be/-ZmU9QngIkg?si=NjlG-KFBzFCIeW-F
英語公式 予選:https://youtu.be/oWPd9G2HnsQ?si=pt5K9BpEexjk1ghR
日本語版 決勝:https://youtu.be/eijP1BEBfGU?si=HKw3pv5M8UGLMFfZ
英語公式 決勝:https://youtu.be/ZANotpFRoMo?si=XqEMDUCPQoS9H-SV

第13戦ベルギーGP
日本語版 予選:https://youtu.be/TM3pl6hYdkU?si=t5RHoRmXU0ChjLuO
英語公式 予選:https://youtu.be/rrYenMOo8Rg?si=TNw0subEw4DC22V8
日本語版 決勝:https://youtu.be/xZ0lMgycMrg?si=i4PXGwld3fZumEsH
英語公式 決勝:https://youtu.be/C6h7NnkX7hk?si=UVOnjw4GNeWJvWOm

第14戦オランダGP
日本語版 予選:https://youtu.be/0g9uM_azv0I?si=wl4GmZjZQmfj0F3Q
英語公式 予選:https://youtu.be/0S2WRC3BIqs?si=PLCxdf4UFnIlNV4c
日本語版 決勝:https://youtu.be/aFV4W6NZ0jE?si=DU7A1eRwwryoVJ8s
英語公式 決勝:https://youtu.be/Ao7X7BS_vIs?si=UgOcO0-otQwnwPlf

第15戦イタリアGP
日本語版 予選:https://youtu.be/rAs24iXiWFQ?si=IQoDuvmlT0H9yBbs
英語公式 予選:https://youtu.be/bJ4Fauyg3jc?si=U9K7FBePnDqhQzyd
日本語版 決勝:https://youtu.be/GZa5oh9fnD0?si=jrgIu4h-2RI0v5KY
英語公式 決勝:https://youtu.be/bd9eALWJRzY?si=jX3zqfCJwnHwa-Sl

第16戦シンガポールGP
日本語版 予選:https://youtu.be/O8JKZX2-TyM?si=iCNHSfItVavugrNo
英語公式 予選:https://youtu.be/zRTHjUZHv_Q?si=ZSNF1zdV_UDcuuKb
日本語版 決勝:https://youtu.be/brGKyZWa06M?si=jiOja6zHTvWbgvEW
英語公式 決勝:https://youtu.be/8TmrPvoHSGQ?si=Hzz1VkMEZ_x00hVJ

第17戦日本GP
日本語版 予選:https://youtu.be/vXqcJdOGZgc?si=7wFJpvfzSM80QF80
英語公式 予選:https://youtu.be/9yhpIO8OFNs?si=OYY6oHv6Su24l_bo
日本語版 決勝:https://youtu.be/K1y8aJreUP4?si=Y0a7a_Xa6stqpT78
英語公式 決勝:https://youtu.be/rPLxuLE62gI?si=1PAEvDTcoeGmZB4Y

第18戦カタールGP
日本語版 予選:https://youtu.be/_nN4NWaTfoA?si=T7fi8ldEaPCbOaj_
英語公式 予選:https://youtu.be/WccO_r0GICQ?si=B8nF1eQfKSCdfMI5
日本語版 決勝:https://youtu.be/FjxgwQEgIME?si=Ry69eDCybLBRQtnh
英語公式 決勝:https://youtu.be/meckBwrnZnU?si=3rvg5lo61dPb4Wq-


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群雄割拠?チーム内に収まらない(F1世界選手権 第12戦ハンガリーGP予選) [モータースポーツ]

F1世界選手権 第12戦ハンガリーGP予選の結果が出ました。

ペレス選手は久しぶりにQ3まで進出しましたが、10台中9番手に留まりました。
一方のフェルスタッペン選手は久しぶりに1番手を逃して2番手となりました。
メルセデスのハミルトン選手が0.003秒差で1番手を取っています。

ペレス選手はフェルスタッペン選手から0.5秒遅れに留めましたが、今回の予選では他チームも速く、苦戦したようです。チームとしてもFP1~3でも1番手を取っておらず、レースでもレッドブルチームの2人は苦戦することになるかも知れません。

もちろん、観戦する側としてはその方が面白いです。ここまで全てのレースでレッドブルが優勝しているので、そろそろ連勝を止める頃合いかと思います。

※ダイジェスト動画
日本語版 予選:https://youtu.be/-ZmU9QngIkg
英語公式 FP1:https://youtu.be/ZkmRCrWTEz4
英語公式 FP2:https://youtu.be/fxo5HpN_fZg
英語公式 FP3:https://youtu.be/iS3Jv5FTglo
英語公式 予選:https://youtu.be/oWPd9G2HnsQ

ところでペレス選手はFP1でクラッシュしてしまいました。
どうもうまくいかないようです。車を壊してしまうと予選やレースに向けたセッティング作業が遅れたり出来なかったりするし、車を撤去する際にクレーンで釣り上げたから今回から導入したアップデートの外観がレッドブルチーム以外の皆様に丸見えになってしまったり、良いところなしでした。

まあ、レースは複数チームが絡んだ競争が期待できるので、楽しみにして待つことにします。

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抜きつ抜かれつ、面白い(F1世界選手権 第11戦イギリスGP決勝) [モータースポーツ]

F1世界選手権 第11戦イギリスGP決勝、
エースのフェルスタッペン選手は今回も1位+ファステストラップ。
ペレス選手は予選15番手からリカバーして6位獲得。

この結果、現在のポイントは以下の通りです。
フェルスタッペン:229+26=255ポイント(1位)
ペレス     :148+ 8=156ポイント(2位)
差は99ポイントです。

まるで前のレースのコピーのような文面ですね。
ここだけ見ると退屈なレースと思うかもしれませんが、結構抜きつ抜かれつの場面があったレースでした。シルバーストーンサーキットのレイアウトが合っていたのですかね。
ダイジェスト動画を是非ご覧ください。

※ダイジェスト動画
日本語版 決勝:https://youtu.be/AuB4nUfA_Qw
日本語版 予選:https://youtu.be/DvT1dFlThe0

英語公式 決勝:https://youtu.be/NxQT7GIkPLI
英語公式 予選:https://youtu.be/KHWOwYb1HLk
英語公式 FP3:https://youtu.be/iViG8AlNXK4
英語公式 FP2:https://youtu.be/w8GGDxlJd_s
英語公式 FP1:https://youtu.be/4z2siMpW6d4


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デジャヴ、その理由は?(F1世界選手権 第11戦イギリスGP予選) [モータースポーツ]

F1世界選手権 第11戦イギリスGP予選、ペレス選手は予選Q1脱落で15位です。
ここ数戦、予選下位に沈むのが毎回繰り返されるのは何故?

外から見えている理由としては、最近の反省を踏まえて早めにタイムを出すべく率先してコースインしたのは良いけど、自身のタイヤがすり減ってきたQ1終盤に、ラバーの乗ってきたコースで新品タイヤのライバルが相対的にタイムアップしてきたことで逆転された、というところでしょうか。
エースのフェルスタッペン選手に対して0.5秒遅れなので、ペース自体は問題ありませんでした。
予選後半や決勝に備えてタイヤを温存するため使用済みタイヤを使ったけど、思ったよりもライバルのペースが良かったために逆転されてしまった、ということでしょうか。

フェルスタッペン選手は何とかQ1をパスし、その後はいつもの実力を発揮して予選1位を獲得しました。ペレス選手は、この速いクルマと、予選Q1落ちしてまで温存した新品タイヤの力を活かして決勝のレースペースを上げ、よりよい結果を出すことです。
今回のシルバーストーンサーキットは高速レイアウトなので、モナコモンテカルロと違って抜けるコースです。是非、決勝で挽回して欲しいと思います。


※ダイジェスト動画
日本語版 予選:https://youtu.be/DvT1dFlThe0
英語公式 FP1:https://youtu.be/4z2siMpW6d4
英語公式 FP2:https://youtu.be/w8GGDxlJd_s
英語公式 FP3:https://youtu.be/iViG8AlNXK4
英語公式 予選:https://youtu.be/KHWOwYb1HLk

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流石のエース、でも善戦(F1世界選手権 第10戦オーストリアGP決勝) [モータースポーツ]

F1世界選手権 第10戦オーストリアGP決勝、
エースのフェルスタッペン選手は盤石の1位+ファステストラップ。
ペレス選手は予選15番手からリカバーして3位獲得。
その前のスプリントレースは1位と2位でした。

この結果、現在のポイントは以下の通りです。
フェルスタッペン:195+34=229ポイント(1位)
ペレス     :126+22=148ポイント(2位)
差は81ポイントです。

今シーズンのポイント推移を見ますと、ここ数戦は水をあけられるばかりです。

グラフィックス1.png

それは予選順位の影響が大きいのが見て分かります。
第4戦あたりまではお互い上下していましたが、中止となったGPを挟んで以降は大きな差が付いています。今回は善戦しましたが、予選は失敗と言わざるを得ません。

グラフィックス2.png

明日は次戦イギリスGP決勝です。
ペレス選手は自分の出来ることをやって、少しでも良い結果が得られればと思います。
一矢報いてほしいところです。


※ダイジェスト動画
日本語版:
決勝:https://youtu.be/lY8aLWMzzL0
予選:https://youtu.be/ZsArvwak0kc
英語公式:
FP1:https://youtu.be/5QrW5VYWWxY
予選:https://youtu.be/PAf3YClKMHQ
シュートアウト:https://youtu.be/L9b0_7_tjL4
スプリント:https://youtu.be/1WK8ssBwQ3I
決勝:https://youtu.be/gzwm8hYryro

タグ:F1 formula1
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久しぶりの競い合い(F1世界選手権 第10戦オーストリアGP予選など) [モータースポーツ]

ペレス選手、久しぶりに予選の速さが戻ってきました。
チームメイトのフェルスタッペン選手に対してFP1で0.5秒、予選Q1では0.06秒まで肉薄し、すぐ後ろに居るという状態に戻してきました。
予選Q2ではトラックリミット違反でタイム取り消しとなり、予選結果自体は15位となりましたが、続くシュートアウト・スプリントではチームメイトの横につけて積極的に仕掛ける状況も作り出しました。ここ数戦では見られなかった競い合いが見られたので良かったと思います。

闘志を取り戻したか、ペレス選手。
チームメイトにプレッシャーをかけ、楽なレースをさせないことです。

※予選とスプリントのダイジェスト動画
日本語版:https://youtu.be/ZsArvwak0kc
英語公式:
FP1:https://youtu.be/5QrW5VYWWxY
予選:https://youtu.be/PAf3YClKMHQ
シュートアウト:https://youtu.be/L9b0_7_tjL4
スプリント:https://youtu.be/1WK8ssBwQ3I


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ペレス選手、その課題は?(F1世界選手権 第9戦カナダGPと前半振り返り) [モータースポーツ]

皆さん既にご存知かと思いますが、F1世界選手権 第9戦カナダGPはフェルスタッペン選手が優勝、ペレス選手は6位となりました。ダイジェスト動画のリンク先は最後に貼っておきます。

この結果、現在のポイントは以下の通りです。
フェルスタッペン:170+25=195ポイント(1位)
ペレス     :117+ 9=126ポイント(2位)
差は69ポイントです。

ここ3戦、ほとんど同じ傾向の結果をお伝えしているように思います。
トラブル無く予選1位から優勝するフェルスタッペン選手。一方でクラッシュやスピンが影響して予選中団以下に沈み、決勝で追い上げるものの表彰台にも届かないペレス選手。
この3戦で14ポイント差から69ポイント差まで、55ポイントも差を拡げられてしまいました。第4戦あたりまで感じられた拮抗した状態は何だったのでしょうか・・・。

現代のF1は大金が動くビジネスであり、チームはレースで最大限の結果を持ち帰るために自チームのドライバー同士の本格的な競争を望まず、許しません。そのためには陰に陽に予防線を張り、状況をコントロールすることでしょう。

第4戦まではどちらのドライバーも予選の浮き沈みが激しく、チームの思惑が入る余地が無かったのかも知れません。ある程度チーム間、ドライバー間の力関係が見えてきた今、危ない橋を渡る事無く今年のチャンピオンシップを手にするための振る舞いを強めているのかも知れません。

でも、全23戦のうち9戦まで終わったに過ぎない今、まだまだ波乱があるでしょうし、世界選手権にふさわしい競争が見てみたいものです。ペレス選手にはしぶとく、粘り強くシーズンを進めていって欲しいところです。


※ダイジェスト動画
(日本語版)
決勝:https://youtu.be/k-eyDWlzgh4
予選:https://youtu.be/iPvIq1Dk0oo
(英語公式)
決勝:https://youtu.be/yX_GUhWiBHk
予選:https://youtu.be/7WhPb6fr5gw
FP3:https://youtu.be/I7xT2gEsngI
FP2:https://youtu.be/o3IfIVsbkhY
FP1:https://youtu.be/hbpSZovy2Qk

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ペレス選手、最善を尽くした(F1世界選手権の第8戦スペインGP決勝) [モータースポーツ]

F1世界選手権の第8戦スペインGP決勝が終わりました。
結果はフェルスタッペン選手が1位、ペレス選手4位でした。

※ダイジェスト動画はこちら
日本語:https://youtu.be/B4GwTWRecow
英語 :https://youtu.be/Yd5FCI0JWMg

この結果、現在のポイントは以下の通りです。
フェルスタッペン:144+26=170ポイント(1位)
ペレス     :105+12=117ポイント(2位)
差は53ポイントです。
26ポイント(優勝25+最速ラップ1)が2回あっても追いつけません・・・。

■ペレス選手のレース模様
11番手スタートのペレス選手、66周レースのスタート直後のダメージも無く2周目には10番手、6周目には9番手、そして9週目には8番手に上がります。14周目を迎える頃には7番手、15周目には6番手に上げます。モナコと違ってスペインのコースはホームストレート後の1コーナーで抜くことが出来、それを可能にする力のあるクルマがあります。23周目には4番手まで上げてきました。

しかし、この先は先頭で隙の無いフェルスタッペン、復調してきて手強いメルセデスの2台が居て、これ以上抜いていく事は難しいところです。チャレンジするのは良いですが、年間ポイントランキングで追う立場としては前回のような無得点を極力避けたいところです。

2回のタイヤ交換を経ても最終的な順位の変動は無く、ペレス選手、4位となりました。一方のフェルスタッペン選手は危なげなく1位でした。ただ、今回はメルセデスのペースが良く、シーズン序盤のように他チームは眼中に無いとは言えなくなってきました。

ペレス選手はこれだけのレースができるのだから、予選で後れを取らないことが重要です。純粋な速さではフェルスタッペン選手に対抗できないかもしれませんが、できれば2位で1列目を確保、それが出来なくとも2列目までに入っていてこそ、ライバルに重圧をかけ、戦略で良い結果を得ることも可能になってきます。

少ないチャンスを活かして、ガンバレ、ペレス選手。

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ペレス選手予選いまいち、中団からの追い上げ期待(F1世界選手権の第8戦スペインGP予選) [モータースポーツ]

今週末はF1世界選手権の第8戦スペインGPが開催されます。
6月3日の予選結果はフェルスタッペン選手が1位、ペレス選手11位でした。

※ダイジェスト動画はこちら
日本語:https://youtu.be/pa8gYhLygNk
英語 :https://youtu.be/yYkSk_suYKc

フェルスタッペンはFPから予選に至る全てのセッションで1位を獲り、一方のペレスは2位につけることもありましたが、3位以下に離されることもありました。

迎えた予選ではQ2においてペレスはコースアウトしてしまい、その影響もあってマシンの実力を十分に発揮できず11位で敗退してしまいました。他チームも改善追い上げしてきており、ワンミスによるツケが大きくなってきているように思います。

今回、フリープラクティス(FP)から予選に至る2人のベストタイムは下記です。
        :FP1, FP2, FP3, 予選
フェルスタッペン:1:14.606, 1:13.907, 1:13.664, 1:12.272(1位)
ペレス     :1:15.374, 1:14.219, 1:13.914, 1’13.334(11位)

両者ともセッション毎にタイムを縮めてきていますが、車の限界性能を安定して引き出すという点において、ペレスよりもフェルスタッペンのほうが上手のようです。ペレスがQ2敗退した原因であるコースアウトも、他のドライバーにはしばしば見られたもののフェルスタッペンには見られず、終始安定していました。

※FP1~3ダイジェスト動画(英語公式)
FP3:https://youtu.be/TldeBi5d4Xc
FP2:https://youtu.be/qs9LlesYl7k
FP1:https://youtu.be/Eb1ZTLb8bGQ


タグ:formula1 F1
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ペレス選手残念、次行ってみよう(F1世界選手権の第7戦モナコGP決勝) [モータースポーツ]

F1世界選手権の第7戦モナコGP決勝の結果が出ました。

※ダイジェスト動画はこちら
日本語:https://youtu.be/XE5syF-k4Ig
英語 :https://youtu.be/JyBq7XYDiBg

レッドブルレーシングのチームメイト対決ですが、追う側のペレス選手は残念ながらノーポイントでした。一方、追われる側のフェルスタッペン選手は優勝です。

この結果、現在のポイントは以下の通りです。
フェルスタッペン:119+25=144ポイント(1位)
ペレス     :105+0 =105ポイント(2位)

フェルスタッペンに39ポイント差をつけられてしまいました。1レース完璧にうまくいっても、ペレスは追いつけません。そして、そんなことはなかなかありません。

過去に例があるように、このような状況で追う側はしぶとく、ねちっこく付いていく必要があります。フェルスタッペンが優勝するときには2位を獲り、フェルスタッペンが下位に沈むレースでは優勝など高得点を取ることです。かつて1989年にプロストが、1984年にラウダがやったように。

今回、フェルスタッペンが周回遅れを抜くとき、後ろにいたペレスも抜いていこうとしましたがさすがに無理がありました。結局フロントウィングの翼端板をタイヤで踏まれてしまい、その影響でタイムロスしてしまいました。最後尾スタートで抜きどころがないコースなので、序盤にタイヤ交換の義務を済ませて残りの周回を無交換で走りきるというある意味定番の戦略を取りましたが、気がはやったのか先述のミスをしてしまい、僅かなチャンスをフイにしてしまいました。

もし、途中の雨による混乱をうまく利用できれば、もう少し結果を出せたかもしれません。1993年シーズン序盤のセナのように。でも、さすがにそれは無理というものでしょう。

というわけで、ペレス選手、次行ってみましょう。
次のレースは6月4日決勝のスペインGPです。

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ペレス選手予選失敗、ここからどうする?(F1世界選手権の第7戦モナコGP予選) [モータースポーツ]

今週末はF1世界選手権の第7戦モナコGPが開催されます。

※ダイジェスト動画はこちら
日本語:https://youtu.be/UqO6D8SLX0I
英語 :https://youtu.be/rjyqaZ9jSuI

現在ポイントランキングトップのフェルスタッペン選手は見事予選1位を獲得しました。
一方ランキング2位のペレス選手は予選最下位(20位)でした。
ペレス選手は予選序盤に1コーナーでリアが滑り、アウト側のバリアに衝突してクルマを壊してしまい、その後予選を続けられず、最下位となりました。

現在のポイントは以下の通りです。
フェルスタッペン:119ポイント(1位)
ペレス     :105ポイント(2位)

ペレスが14ポイント差でフェルスタッペンを追いかけています。スプリントの無い通常のレースで獲得可能な26ポイント(優勝+最速ラップ)の範囲内でついていきたいところですが、抜きにくいモナコのコースで予選1位に対する最下位となったため、それが難しくなったと思われます。
レッドブルのクルマは速さがあるので入賞圏内(10位以内)には入ってくるでしょうが、やはりモナコの抜きにくいコースが影響してくるのではないかと思います。

今回、フリープラクティス(FP)から予選に至る2人のベストタイムは下記です。
        :FP1, FP2, FP3, 予選
フェルスタッペン:1:14.244, 1:12.462, 1:12.776, 1:11.908
ペレス     :1:14.038, 1:12.991, 1:12.849, 1:13.850

※FP1~3ダイジェスト動画(英語公式)
FP3:https://youtu.be/oaE5s27AwIk
FP2:https://youtu.be/0tBsesDQinM
FP1:https://youtu.be/ij04UgGHXao

予選までは役割分担などで平等なコンディションではない可能性もありますが、フェルスタッペンのほうがペレスよりも0.5秒程度ペースが速いと思われます。また、予選1位から逃げを打つフェルスタッペンに対して最下位から抜いていく必要があるペレスのペースは遅くなるのは明らかで、普通に行けばペレスはフェルスタッペンにじりじりと離されていく展開になるでしょう。

このような場合はいつもですが、追う側は何かあればその機会を最大限に活かすことができる位置でしぶとく食い下がることが必要です。このレースで大きく引き離されなければ、挽回の機会はすぐにくるでしょう。

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お見舞い申し上げます(エミリア・ロマーニャGP中止について) [モータースポーツ]

今週末実施予定だったエミリア・ロマーニャGPが、大雨による洪水の影響などで中止となりました。被災された方々にお見舞いを申し上げます。イモラサーキットのすぐそばを流れるサンテルノ川の水位が上がり、パドックも一部冠水したとのことです。大変残念ではありますが、皆様の無事と復興を願っております。

なお、今シーズンは全23戦を予定していたため実質的な空き日程が無く、このまま開催せずに行きそうです。

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エースの実力(F1世界選手権の第5戦米国マイアミGP決勝) [モータースポーツ]

F1世界選手権の第5戦米国マイアミGP決勝結果が出ました。

■結果
予選1位からスタートしたセルジオ・ペレスは決勝2位、
予選9位からスタートしたマックス・フェルスタッペンは優勝しました。

この結果、年間ポイントランキングは以下となりました。
フェルスタッペン:93+26⇒119ポイント(1位)
ペレス:87+18⇒105ポイント(2位)

このレースが始まるまでは6ポイント差で追いかけていたペレスでしたが、14ポイント差になってしまいました。

■振り返り
予選前の練習走行(FP1/2/3)の2人のベストタイムを並べると以下になります。
フ 1’30.549s, 1’27.930s, 1’27.535s
ペ 1’31.566s, 1’28.419s, 1’28.050s
FP1では約1秒、FP2/3では約0.5秒、フェルスタッペンのほうが速くなっています。
予選ではQ3で赤旗中段になったためタイムを出せず9番手となりましたが、決勝では最速かつチームメイトのペレスより0.5秒速いフェルスタッペンの追い上げが当然予想されていました。

決勝は雨もなく、1番手スタートのペレス、9番手のフェルスタッペン、どちらもスタート直後の混乱で車が破損することもなかったようです。
他チームの車に引っかかってペレスに置いて行かれないように、決勝でもペースが速いフェルスタッペンは10周もしないうちに4位まで追い上げます。

全57周の残り10周でフェルスタッペンはペレスを捉え、すぐに追い抜き優勝を決めました。
ペレスはフェルスタッペンよりもレースペースが劣り、最後のタイヤ交換を済ませた段階でフェルスタッペンに対して充分なリードを取れなかったことが勝敗を分けたと思います。
フェルスタッペンはチームのエースであるというところをまざまざと見せつけたレースでした。


※ダイジェスト動画
https://youtu.be/qtZ6Lr-Fb_I
https://youtu.be/2-jvlhc7c58


しかし、まだ18レースも残っていますからペレスには頑張って欲しいところです。長いシーズンなので運不運や得手不得手で結果が左右されるでしょうし、レッドブルレーシングの2人がシーソーゲームをしてくれることを願っています。

次戦は5月21日決勝のエミリア・ロマーニャGPです。

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どこまでいけるか、同チーム内対決(F1世界選手権の第5戦米国マイアミGP予選) [モータースポーツ]

5月8日(月)4:30から、F1世界選手権の第5戦米国マイアミGP決勝があります。

今年最も実力があるチームのレッドブルレーシングから出走している2人のドライバーは、マックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスの2人です。第4戦を終了した時点で1位と2位を占めており、それぞれ2勝ずつ、フェルスタッペンが93ポイント、ペレスが87ポイントで6ポイント差に収まっています。

まだ4レースを終了したばかりとは言え"わずか"6ポイント差しか無いのは僅差と言えます。もちろん、これまでの4レースでは様々なアクシデントなど不確定要素が入ったためにこのような結果が"演出"されたとも言えますが、それでもなかなか無いことです。

今回の第5戦米国マイアミGP予選において、追う側のペレスが予選1位、一方の追われる側のフェルスタッペンが予選9位でした。またしてもアクシデント絡みで車の速さ通りの結果ではありませんが、このレースでランキング1位と2位が逆転することも充分にあり得る事でしょう。

レース結果を楽しみに待ちたいと思います。

※ダイジェスト動画
日本語:https://youtu.be/IbeDh1ffxBY
英語 :https://youtu.be/qO7fo2EV1rs


※参考:
今年のF1世界選手権は3月初旬から11月下旬まで全23戦が開催され、各レースで獲得したポイントの合計をもって年間王者を決定します。
各レースの1位~10位に25-18-15-12-10-8-6-4-2-1のポイントが与えられます。また、レース中最も早く周回したファステストラップ獲得者に1点が与えられます。さらにスプリント予選が実施された場合は、上位3名に3-2-1の追加得点が付与されます。

近代F1はビジネスとしての側面が強く、その意味においてもレースで最大限の好成績を挙げる必要があります。万が一、自分たちのチームのドライバー同士が過度に競い合った結果、衝突などして両者リタイアとなりポイント無しになるような事態はあってはならないことでしょう。

このため、エースと2番手の役割分担を明確化させることが多くあります。(あからさまには公言しませんが、察しが付くところです)

(参考終わり)

タグ:formula1 F1
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F3とは? [モータースポーツ]

F3とは何でしょうか?

F3という名称はFormula 3の略称です。
Formulaとは"規格"という意味です。

一人乗りで、タイヤ(ホイール)がむき出しでレースする車両の規格(ルール)の一つです。
一般に認知されているF1の下位に位置付けられ、F1に至る登竜門になっています。

F3はチューブフレームの車体に500ccのエンジンを搭載した規格として1950年に定められました。
その後1964年に1リッター4気筒エンジンを搭載する規格に改定されます。
前の記事で紹介したレースはこのルールが適用された時期のものです。

当時は車の技術が大きく進歩した時期でもあり、性能向上や安全性の見直しがなされました。

例えば一般の市販車に導入されつつあったシートベルトは、F3に限らず広まっていきました。
ヘルメットは50年代の帽子みたいなものから、スキー競技で見るようなジェットタイプ、そして現在と同じように頭部全体を覆うフルフェイスへと変わっていきます。




車体に目を向けると、走行性能の向上に合わせてタイヤの幅が拡大していきます。ただ、F3はそれほどエンジン出力が大きくなかったのでF1などと比べると細いままです。
ちょっと専門的な部分ですと、車体の構造がスペースフレーム構造からモノコック構造へと変わっていきます。あらかじめ作製したフレームが車体への負荷を受け持ち、エンジンやサスペンション、燃料タンクなどを載せていくやり方から、各パーツが負荷を分担することで、より軽量で剛性を確保できる方法に移行していったということです。

以下はF1の車体変遷ですが、F3も似たような経緯を辿っています。
フロントエンジンからミッドシップへ、途中から車体前後にウィングが付き、
エンジンの形状・気筒数も変わり、車体フォルムも空気力学を考慮して変わっていきます。

https://youtu.be/WTmX420cb7A

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1960年代のF3 [モータースポーツ]

前回記事と同じ年の他のレース映像です。
フランス北部のMontlhery(モンテリ)で開催されたものです。



画質が悪いですが、同じ映像に音声がついたものもあります。



ロニーピーターソンのマシンが横転炎上した場面が収められています。
当時はマシンが脆弱で、クラッシュすると容易に炎上してしまうことが分かります。

映像中のマシンとは違いますが、同じようなクルマをイベントで走らせた映像があります。



当時のドライバーがどのような景色を見ていたかが実感できますね。

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修行時代 [モータースポーツ]

有名な人物にも、必ず前座時代があります。



この動画は1969年にモナコで開催されたF3のレース模様です。
このドライバーの優勝は、F1関係者の印象に残りました。

その名は「ロニー・ピーターソン」
1944年スウェーデン生まれ、1970年代のF1で活躍した才能溢れるドライバーです。
少なくともF1においては大変な有名人です。



このような情報はネット上に多く存在します。
しかし、1960年代、F3, F2に参戦していた頃の情報はそれほど多くありません。

有名になる少し前の時代の空気を感じられたら・・・

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意志を示すということ [モータースポーツ]

先日、映画を観てきました。



70年代の個性的なF1ドライバーをモチーフにした映画です。

他人がどうあれ、それを成し遂げたいという意志を示す事。
自分の事だから困難があっても泣き事を言わずにやってのける。
そして、心からそうしたいと望んでやっている。

理解されにくい生き方かもしれませんが、素直にカッコイイなと思います。

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大きな目的のためには [モータースポーツ]

今回は孫子の兵法書です。
前回の老子と違って人や人の世に積極的に関与していく内容である
と私は思います。


その内容は、「彼れを知りて己を知れば百戦して殆うからず」とか
「風林火山」のくだりなど、聞いた事の有る記述がいくつかあります。


その冒頭(計篇の三)に「戦いとは通常のやり方に反するもの」
という記述があります。
日常において他者を欺く事ばかり考えるのはいかがかと思いますが
戦いにおいては自分の強味や弱点を相手に悟られないようにする
事が戦いの基本の一つです。
「ここが弱いですよ」とか「ここが準備不足です」などとあからさまに
示してしまったら、すぐさま攻め込まれてしまいますよね (^_^;


例えばレベルの高いボクシングの試合では、単純にパンチを当てに
いってもかわされたりブロックされたりして効果がありません。
だからフェイントをいれたりタイミングをずらしたり、疲労させたりして
通常と違う状態を意図的につくる必要があります。
また、疲労したりパンチが効いていても、そのような素振りを見せずに
戦うことも必要です。


個々人の人生においても、普段の生活では無理な我慢をしたり他者を
欺く必要はないと思いますが、何か大きな挑戦をするときやここ一番と
いう場合には必要だと思います。



この話題で一つ思い出すのは1987年のF1グランプリです。
年間16戦の成績でシーズンのチャンピオンを争います。
当時強いチーム(ウィリアムズ・ホンダ)の二人のドライバーがシーズンを
席捲し、他のドライバーは主役にはなれない状況でした。
その二人のうちの一人、ネルソン・ピケはシーズン序盤に大きなクラッシュに
見舞われ重い脳震盪を負います。シーズン終了後に語ったところでは
その影響で充分な休息が取れず体調が慢性的に悪い状況にありました。
しかしシーズン中はその事をおくびにも出さず、しぶとくレースを進めて
相手が勝つときは二位や三位に食らいつき、相手が勝てない時は
優勝をさらっていきます。
もう一方のドライバーのナイジェル・マンセルは成績に安定感を欠き
総合成績ではライバルの後塵を拝するようになります。

結局しぶとく戦ったピケがチャンピオンとなるわけですが、一年間の
シーズンを通じて自分の弱点を相手に悟られないようにして最後に
目的を達したというその胆力、精神力には脱帽します。



自分は何か目標を達成しようとする際に弱みを見せず頑張る事が出来るだろうか。
あれが無いからとか、これが大変だからとか、愚痴を言っていないだろうか。
(すこしだけ)自分のありようを省みようと思いました。

タグ:孫子 F1
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生誕50年 [モータースポーツ]

生誕50年を機に、アイルトン・セナのドキュメンタリー映画が
公開されています。当時を知る身として久しぶりに当時の
映像に触れてみたいと思い観に行きました。

良く知られた映像やエピソードに、いくつか知らない
内容が挿入されていました。
当時の記憶を呼び起こすドキュメンタリー映画として
観るに値すると思います。


何年か前、鈴鹿サーキット近くの店に展示されていた
ウィリアムズ・ルノーFW16です。

PICT0006a.JPG


PICT0007a.JPG









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