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ペレス選手、その課題は?(F1世界選手権 第9戦カナダGPと前半振り返り) [モータースポーツ]

皆さん既にご存知かと思いますが、F1世界選手権 第9戦カナダGPはフェルスタッペン選手が優勝、ペレス選手は6位となりました。ダイジェスト動画のリンク先は最後に貼っておきます。

この結果、現在のポイントは以下の通りです。
フェルスタッペン:170+25=195ポイント(1位)
ペレス     :117+ 9=126ポイント(2位)
差は69ポイントです。

ここ3戦、ほとんど同じ傾向の結果をお伝えしているように思います。
トラブル無く予選1位から優勝するフェルスタッペン選手。一方でクラッシュやスピンが影響して予選中団以下に沈み、決勝で追い上げるものの表彰台にも届かないペレス選手。
この3戦で14ポイント差から69ポイント差まで、55ポイントも差を拡げられてしまいました。第4戦あたりまで感じられた拮抗した状態は何だったのでしょうか・・・。

現代のF1は大金が動くビジネスであり、チームはレースで最大限の結果を持ち帰るために自チームのドライバー同士の本格的な競争を望まず、許しません。そのためには陰に陽に予防線を張り、状況をコントロールすることでしょう。

第4戦まではどちらのドライバーも予選の浮き沈みが激しく、チームの思惑が入る余地が無かったのかも知れません。ある程度チーム間、ドライバー間の力関係が見えてきた今、危ない橋を渡る事無く今年のチャンピオンシップを手にするための振る舞いを強めているのかも知れません。

でも、全23戦のうち9戦まで終わったに過ぎない今、まだまだ波乱があるでしょうし、世界選手権にふさわしい競争が見てみたいものです。ペレス選手にはしぶとく、粘り強くシーズンを進めていって欲しいところです。


※ダイジェスト動画
(日本語版)
決勝:https://youtu.be/k-eyDWlzgh4
予選:https://youtu.be/iPvIq1Dk0oo
(英語公式)
決勝:https://youtu.be/yX_GUhWiBHk
予選:https://youtu.be/7WhPb6fr5gw
FP3:https://youtu.be/I7xT2gEsngI
FP2:https://youtu.be/o3IfIVsbkhY
FP1:https://youtu.be/hbpSZovy2Qk

タグ:formula1 F1
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ペレス選手、最善を尽くした(F1世界選手権の第8戦スペインGP決勝) [モータースポーツ]

F1世界選手権の第8戦スペインGP決勝が終わりました。
結果はフェルスタッペン選手が1位、ペレス選手4位でした。

※ダイジェスト動画はこちら
日本語:https://youtu.be/B4GwTWRecow
英語 :https://youtu.be/Yd5FCI0JWMg

この結果、現在のポイントは以下の通りです。
フェルスタッペン:144+26=170ポイント(1位)
ペレス     :105+12=117ポイント(2位)
差は53ポイントです。
26ポイント(優勝25+最速ラップ1)が2回あっても追いつけません・・・。

■ペレス選手のレース模様
11番手スタートのペレス選手、66周レースのスタート直後のダメージも無く2周目には10番手、6周目には9番手、そして9週目には8番手に上がります。14周目を迎える頃には7番手、15周目には6番手に上げます。モナコと違ってスペインのコースはホームストレート後の1コーナーで抜くことが出来、それを可能にする力のあるクルマがあります。23周目には4番手まで上げてきました。

しかし、この先は先頭で隙の無いフェルスタッペン、復調してきて手強いメルセデスの2台が居て、これ以上抜いていく事は難しいところです。チャレンジするのは良いですが、年間ポイントランキングで追う立場としては前回のような無得点を極力避けたいところです。

2回のタイヤ交換を経ても最終的な順位の変動は無く、ペレス選手、4位となりました。一方のフェルスタッペン選手は危なげなく1位でした。ただ、今回はメルセデスのペースが良く、シーズン序盤のように他チームは眼中に無いとは言えなくなってきました。

ペレス選手はこれだけのレースができるのだから、予選で後れを取らないことが重要です。純粋な速さではフェルスタッペン選手に対抗できないかもしれませんが、できれば2位で1列目を確保、それが出来なくとも2列目までに入っていてこそ、ライバルに重圧をかけ、戦略で良い結果を得ることも可能になってきます。

少ないチャンスを活かして、ガンバレ、ペレス選手。

タグ:formula1 F1
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ペレス選手予選いまいち、中団からの追い上げ期待(F1世界選手権の第8戦スペインGP予選) [モータースポーツ]

今週末はF1世界選手権の第8戦スペインGPが開催されます。
6月3日の予選結果はフェルスタッペン選手が1位、ペレス選手11位でした。

※ダイジェスト動画はこちら
日本語:https://youtu.be/pa8gYhLygNk
英語 :https://youtu.be/yYkSk_suYKc

フェルスタッペンはFPから予選に至る全てのセッションで1位を獲り、一方のペレスは2位につけることもありましたが、3位以下に離されることもありました。

迎えた予選ではQ2においてペレスはコースアウトしてしまい、その影響もあってマシンの実力を十分に発揮できず11位で敗退してしまいました。他チームも改善追い上げしてきており、ワンミスによるツケが大きくなってきているように思います。

今回、フリープラクティス(FP)から予選に至る2人のベストタイムは下記です。
        :FP1, FP2, FP3, 予選
フェルスタッペン:1:14.606, 1:13.907, 1:13.664, 1:12.272(1位)
ペレス     :1:15.374, 1:14.219, 1:13.914, 1’13.334(11位)

両者ともセッション毎にタイムを縮めてきていますが、車の限界性能を安定して引き出すという点において、ペレスよりもフェルスタッペンのほうが上手のようです。ペレスがQ2敗退した原因であるコースアウトも、他のドライバーにはしばしば見られたもののフェルスタッペンには見られず、終始安定していました。

※FP1~3ダイジェスト動画(英語公式)
FP3:https://youtu.be/TldeBi5d4Xc
FP2:https://youtu.be/qs9LlesYl7k
FP1:https://youtu.be/Eb1ZTLb8bGQ


タグ:formula1 F1
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